20151229 止市HP写真 平成27年12月29日(火)午前7時から、鹿島青果商業協同組合主催の止市が開催されました。小林理事長、内田市場長、宮川社長の挨拶の後、桜井副理事長の三本締めが行われました。

社長挨拶

皆さん、おはようございます。

本日は早朝より、また、お寒い中、大変ご苦労様でございます。

平成27年の止市にあたり、一言、ご挨拶申し上げます。

今年1年を改めて振り返ってみますと、夏の猛暑に加え、8月下旬以降の急激な気温低下や日照不足で春先から夏にかけて生育する作物を中心に、例年より2〜6割ほど野菜の価格が高騰いたしました。季節が変わり、冬になりましても暖冬の影響を受けた前倒し出荷が続き、葉物を中心とした野菜の価格低迷、果実については品薄状況が続くなど、大変厳しい状況でございました。

このような厳しい状況ではございましたが、昨年度の売上実績、34億円を上回ることができるよう、今年度も残りわずかとなってしまいましたが、役員、社員一丸となって一生懸命頑張ってまいりたいと思います。

また、農業は、従事者の高齢化や後継者不足という大きな問題を抱えておりますが、地場産品の取扱量を少しでも増やすよう、引き続き努めてまいりたいと思います。

今後も市場を取り巻く環境は、厳しい状況が続くものと思いますが、業績向上と地場産品の振興に努め、食料品の安定供給という役割を果たしてまいる所存でございますので、引き続きご愛顧くださいますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、止市の挨拶とさせていただきます。

皆様、良いお年をお迎え下さい。